■新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業
(経営改善計画策定による経営基盤強化支援/一般コース)<第3回>
・目的
中小企業は、コロナ後の需要回復や消費者ニーズの変化への即応が喫緊の課題となっています。一方、エネルギー、原材料価格や人件費の高騰が長期化しており、課題が山積しています。このため、中小企業の創意工夫を活かして、既存事業を深化・発展させる計画を作成した場合に各種支援を展開することで、都内中小事業者の経営基盤を強化することを目的としています。
・支援内容
▼事業内容
ポストコロナ等における事業環境の変化を課題と捉え、対応策として、事業者が創意工夫のもと「これまで営んできた事業の深化又は発展」に取り組み、これが経営基盤の強化につながると認められた場合に、当該取組に必要な経費の一部を助成します。
<取組例>
(1)既存事業の「深化」
経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業自体の質を高めるための取組
・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化の取組
・既存の商品やサービス等の品質向上の取組
・高効率機器、省エネ機器の導入等による生産性の向上の取組
(2)既存事業の「発展」
経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業を基に、新たな事業展開を図る取組
・新たな商品、サービスの開発
・商品、サービスの新たな提供方法の導入
・その他、既存事業で得た知見等に基づく新たな取組
▼助成対象経費
既存事業を深化・発展させる計画を作成した場合に、審査で認められた経費
・原材料、副資材費
・機械装置、工具器具費
・委託、外注費
・産業財産権出願、導入費
・規格等認証、登録費
・設備等導入費
・システム等導入費
・専門家指導費
・不動産賃借料
・販売促進費
・その他経費
・支援規模
助成率:2/3
上限額:800万円